いざという時に備え購入しておいた安心米(お湯をそそぐだけで食べられる)の五目ご飯。幸いにして、使うことが無いままに賞味期限を迎えたため、お昼ご飯に食べてみました。この手のご飯は初めて食べたのですが、今どきの製品は良くできてきます。普通に美味しい五目ご飯でした。そんな安心米についてレビューしていきます。防災用の食材をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
安心米五目ご飯をさっそく調理開始
パッケージを見ると、お湯を注いで15分待つだけ。お水でも調理が可能で、その場合には60分待てばOKとのこと。
まあ、便利ですよね。特にお水でもOKというのは心強く感じます。防災用にガスコンロは持っていますが、必ずしも使えるとは限らないですからね。
パッケージを開けてみると、スプーンが入っていました。至れり尽くせりです。
確かに災害時にスプーンがすぐ取れるとは限らないですからね。ふとここで気づいたのが、断水してしまうと食器が洗えないという事実。使い捨てのスプーン・フォークを確保しておかねばなんてことに気付かされました。
袋の内側には「脱酸素剤を取り除いて下さい」という注意書き。スプーンで探ってみると、出てきました。
ご飯の中に隠れているので注意が必要です。
続いては注水線までお湯を注いだのですが、いつの間にかお湯が無くなってる…。おかしいなと思いお湯を線まで注ぐものの、またいつの間にかお湯が無い…。カサカサのご飯がどんどんとお湯を吸い込むようで、なかなか線までお湯がたまらないようです。
お湯を入れすぎていないか不安になりつつ、なんとか線までたまったので、チャックを閉じて15分待ちます。ちなみに、お湯を注いだ瞬間、美味しそうな香りが立ち上がりました。
安心米五目ご飯をいざ実食
15分きっちり待ってチャックを開けてみたところ、再び五目ご飯らしい香りがふんわりと。この時点で美味しいであろうことを確信しました。ワクワクしながら付属のスプーンで口に運んだ第一印象は「ちょっと硬いかな…」です。
どうやらお湯の量がちょっと足りなかった様子。写真で見ると、確かに上の方にカサカサしたご飯が見えます。ということで、よく混ぜて仕切り直し。その後の一口は美味しく食べられました。よく混ぜてから食べることをおすすめします。
お湯を入れるだけで、ふやけることもなく、この味が出せるのですから、凄い技術ですよね。こういった非常用の食品は使わずに済むのが一番ですが、もしもに備えて同製品を買い足しました。
もしもの備えは定期的な見直しが大切
以上、賞味期限が切れた安心米を食べてみた話でした。防災用の食材はいつの間にか賞味期限が切れるモノもあります。また、本棚などを固定している金具なども緩むことがあるもの。もしもの備えは定期的な見直しが欠かせません。もしもの備えを使う日が来ないことを祈りつつ。