安物バランスボールにカバーを導入したらおしゃれになった話

安物バランスボールにカバーを導入したらおしゃれになった話

仕事用の椅子として愛用しているバランスボール(65cm)。椅子代わりとしての機能は申し分ないのですが、いかんせん気になるのがその見た目。机の周りをどれだけ片付けようと、おしゃれな雑貨を並べようと、すべてはバランスボールのゴム感が持って行ってしまいます。そんな状況を改善すべく手に入れたのがエレコムのバランスボールカバーです。購入するまでは「どんなもんかな」と思っていましたが、効果はてきめん。エクササイズ感が抑えられ、雰囲気をグッとおしゃれにしてくれました。また、見た目以外のメリットも(まあ、デメリットもあります)。そんなバランスボールカバーについて徹底レビューしていきます。購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

バランスボールカバー装着のビフォー・アフター

それではさっそくバランスボール装着のビフォー・アフターをご紹介します。まずはビフォーから。

当たり前ですが、どこからどう見てもバランスボール。アマゾンオリジナルのお求めやすい価格帯のバランスボールです。

以下がカバーをしたもの。バランスボール感は一気に薄れちょっとしたインテリアのよう(多少言い過ぎ)。雰囲気はグッとおしゃれになります。ちょっと高級感も出ました。

なお、バランスボールカバーはサイズがあえばどのメーカーのバランスボールにも使用可能。ニトリでで購入したモノも、カインズで購入したモノも、問題なく包み込んでくれます。

今回導入したバランスボールカバーはエレコムの製品です。選んだ理由は安かったから。より高級な製品と悩みましたが、とりあえずは必要十分にその役割を果たしてくれそうです。

バランスボールカバーのメリット

バランスボールカバー最大のメリットは見た目がおしゃれでかわいくなることですが、そのほかにもメリットを感じられました。それらメリットについてご紹介していきたいと思います。

肌ざわりがアップ

肌ざわりが大幅アップしたこともバランスボールカバーの大きなメリットです。

そもそもバランスボールはペタペタしており、肌ざわりがよいとは言い難い素材感。長ズボンを履いている時には気にならないのですが、夏など短パンで座ると微妙に気になります。

バランスボールカバーは布製なので、サラサラとした触り心地。ペタペタが気になる問題は一挙に解決し、椅子としての快適さが大幅アップしました。

なお、私が購入したエレコムのバランスボールカバーはカーテン生地のような厚手の布製です。

床が汚れにくくなった

床が汚れにくくなったことも、バランスボールカバー導入の大きなメリットです。

バランスボールを椅子代わりに使っていて気になっていたことのひとつに「床が汚れる」ことがありました。仕事用の椅子代わりなので、場所はほぼ固定。バランスボールならではのペタペタした表面が汚れを集め、上からの圧力で床にこすりつけているのだと思います。

一方、カバーはペタペタしていませんし、汚れを集めにくい模様。毎日同じ場所で使っていますが、床が汚れが気になることは無くなりました。

なお、バランスボールカバー自体は洗濯(手洗い)できます。

横方向・回転方向の移動が楽になった

横方向・回転方向の移動が楽になったことも大きなメリットです。

バランスボールは床との摩擦が大きいため、横方向や回転方向にスライドすることはできません。ちょっと右にズレたいとき、あるいは後ろのモノを取りたいときなど、いったん立ち上がる必要があります。

けれど、バランスボールカバーを装着すると床との摩擦が小さくなり、横方向・回転方向のスライドが可能になりました。椅子としての能力がアップした感じです。

バランスボールカバーのデメリット

見た目がおしゃれになり、座り心地もアップするなど、完璧とも思えるバランスボールカバーですが、もちろんデメリットも。何をデメリットと感じたのか、つつみ隠さずご紹介していきます。

運動するには不向き

肌ざわりが良くなったことと引き換えに、ゴム素材ならではのグリップ力は失われてしまいます。仕事用の椅子として利用している分にはグリップ力が無くても問題ないのですが、運動に使う方(本来的な使い方)は注意が必要。実際、バランスボールカバーの注意書きにも「激しいトレーニングをする際はカバーを外してください」と書かれています。

カバーを外すためには、ある程度空気を抜かなくてはなりません。椅子用と運動用との両立をするためには「空気を抜いてカバーを外し、空気を入れて運動。再び空気を抜いてカバーをかけて…」となるため、現実的には難しいはずです。

ハンドルがやや邪魔に感じられる

バランスボールカバーには持ち歩き用のハンドル(取っ手)が付いています。確かに持ち歩く分には便利なのでしょうが、仕事用の椅子として使っていると持ち歩くことはほとんどありません。一方で、適当に座るとちょうどお尻の下にハンドルが来てしまうことも…。

そのたびにハンドルの位置をずらし、座りなおすことになります。バランスボールカバー導入に伴い「どの方向でも快適に座れるメリット」は失ってしまいました。

座り心地はやや硬くなる

これは好みの問題ですが、座り心地はやや硬くなります。布が表面をぴったりと覆うことにより、バランスボール本来の柔軟性が失われた結果でしょう。なお、最初ちょっと違和感を感じましたが、30分ほどで慣れました。

椅子代わりのバランスボールはカバーでおしゃれに

以上、椅子代わりのバランスボールにカバーを導入してみた話でした。当然ですが、見た目は大きく変わり、スポーティーさを緩和。ずいぶんとおしゃれになりました。バランスボールに興味はありつつも見た目が…という方にはかなりおすすめです。

仕事用の椅子としてバランスボールを導入し、慣れるまでの過程は下記ブログにてご紹介しています。バランスボール購入を検討されている方はぜひチェックしてみてください。

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