ジーンズのボタンホールがいつのまにかほつれてる…。お気に入りのジーンズあるあるですよね。そんなボタンホールのほつれを手縫い(ブランケットステッチ)で補修したので修理方法について解説しています。必要な道具は針と糸のみ。100均で買えるモノでOKです。案外簡単の修理できるので、ジーンズのボタンホールを自分で修理してみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
ボタンホールのビフォーアフター
まずは修理のビフォーアフター。ほつれていたボタンホールが復活しました。これで気軽に穿けそうです。ベルトしているとはいえ、ボタンが外れるのって心もとないですからね。
なお、気まぐれに目立つ色で補修したのでこんな感じですが、目立たせたくない方は元の糸に似た色で補修すればOKです。
なお、写真のジーンズは愛用しすぎてひざなどもボロボロ。ボタンホール以外も手縫いにて修理しています。その模様は下記ブログにてご紹介していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
ジーンズを「たたき」で補修する方法については下記にて解説。こちらもチェックしてみてください。
ジーンズボタンホールの修理方法
続いてはジーンズのボタンホール修理方法をご紹介していきます。特に難しいことは無いので、安心してトライしてみてください。作業時間も20分くらいとそれほど時間もかかりません(慣れれば10分くらい)。
ボタンホールのほつれた部分をカット
まずはボタンホールのほつれた部分をカットします。ちょっとドキドキしますが、どうせほつれて使えないのですから思い切ってカットしてください。
なお、このジーンズはボタンホールがほつれたまま着用していたため、穴が広がってしまってます。このまま穿き続けるとボタンホールが決壊してしまい、修理はさらに大変に…。愛用のジーンズを長く穿きたいという方は早めの修理をおすすめします。
ブランケットステッチで縫い進む
続いてはブランケットステッチで縫い進んでいきます。糸はちょっと太目のモノがおすすめ。頑丈に仕上がりますし、縫い目も少なくてすみます。
▲まずはボタンホールのフチをくるりと囲むように糸を通します
▲すると糸が輪っか状になるので…
▲輪の中を針を通して1ステップ。これを繰り返していきます。ただ単に輪っかを並べるのではなく、輪の中に糸を通したブランケットステッチで縫うのがポイントです。
▲もうすぐゴールです。
最後は縫い目の下に針を通して糸の処理をしました。
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ボロボロになっていたブーツのハトメを交換してみました。雰囲気が大きく変化し大満足。その模様を下記ブログにてご紹介しています。
お気に入りのジーンズは自分でお直しして長く穿く
以上、ジーンズのボタンホール修理の方法でした。穴が広がっていたため、ちょっと不格好ではありますが、これでボタンホールの破れを気にすることなく愛用できます。
ご紹介してきた通り、ジーンズのボタンホールはけっこう簡単に修理できます。お気に入りのジーンズを修理しますと、愛着がわいて、ますますお気に入りになるもの。ボタンホールがほつれて…という方はぜひトライしてみてください。