ソファと壁の微妙な隙間…。ココにサイドテーブルがあれば便利なのになぁ…なんてことありますよね。ちょうど良いサイズのアイテムはなかなか見つからないもの。ということで手作りすることにしました。使った材料は段ボールと木工用ボンドのみ(合計400円)。思った以上に頑丈なサイドテーブル兼本棚が完成しました。ちょっとした台や収納が欲しいという方はぜひ参考にしてみてください。
サイドテーブル兼本棚の完成品をご紹介
出来上がりはこんな感じ。手作りしたので当然ですが、ソファーと窓の間の微妙な隙間にぴったりです。ソファーに座ってコーヒーを飲む際に、テーブルに手を伸ばす必要はなくなりました。
本を入れられるようにしたのもポイント。中には図書館で借りた本やCDを入れています。
図書館の本って決まった置き場がないので適当な場所に置きがちですよね。そうするとその周辺にちょっとしたモノを置いてしまい…。部屋がちらかる原因になっていました。
図書館で借りた本を置くためのゾーンにすることで、部屋が片付くことも期待しています。
材料はコレ
不要なダンボール箱を再利用しようと思っていたのですが、近所のホームセンターに巨大なダンボールシート(180cm×90cm)を発見。お値段も300円とお手頃だったのでコレを使ってみることに。
接着剤は100均で購入した木工用ボンド。材料費は合計400円(税抜)です。
ダンボールを使うメリット
ダンボールを使うメリットは以下です。
- 加工が簡単
- 価格が安い
- けっこう頑丈
- 子供にも安全
最初は普通に木材を利用するつもりでした。なのですが木材ってけっこう良い値段がしますし、気に入るサイズを探すのも案外大変なんですよね。
一方の段ボールであればカッターナイフで簡単に切れますし、お値段も安い。それでいてけっこう頑丈とメリットだらけです。
また我が家には小さな子供がおり、エッジが立った木材ですとちょっと不安だったというのもダンボールを選んだ理由の1つ。ダンボールであればぶつかっても安心です。
水濡れなどはやや心配ではありますが、まあ400円なので作り直せなよいかなと思っています。
ダンボール本棚兼サイドテーブルの作り方
続いては本棚兼サイドテーブルの作り方をご紹介していきます。
サイズを決める
まずはどんなモノを作るのか、どんなサイズで作るのかをざっくりと決めます。本当にザックリ決めました。
実際、作りながらサイズを微妙に変更しました。そんなことができるのもダンボールならではです。木材だとサイズを変えるのって大変ですからね。
ダンボールを切り出す
続いてはダンボールを切り出します。ココで出来る限り正確に切り出すことがキレイに作るコツです。
おすすめはL型定規を使うこと。直角もキレイに出せますし、金属製なのでカッターのガイドとしても便利です。安いモノなら数百円で購入できるので、DIY好きにはおすすめです。
ダンボールを貼り合わせる
続いてはダンボールを貼り合わせます。強度を出す為にダンボールの畝が↑→↑→となるように重ね合わせました。
木工用ボンドを付けて、重ね合わせたら、おもり代わりのペットボトルを乗せて圧着します。
組み合わせる
貼り合わせたダンボールがある程度固まったら組み合わせます。木工用ボンドで組み合わせ、マスキングテープなどで固定。あとはそのまま1晩放置です。
ちなみに、今回はマスキングテープが見当たらなかったため、手元にあったセロハンテープで固定しました。はがすときに表面をちょっと持っていかれたので、仕上がりにこだわる方はマスキングテープの使用をおすすめします。
組み合わせやすくするためのちょっとしたポイント
縦と天板部分のつなぎ目です。天板は上の2枚と下の2枚とで微妙にサイズを変えています。これで縦のダンボールがピタッとはまり、組み合わせの作業が楽です。また接着面積が増えることで、頑丈さにつながったような気もしています。
アップにすると作業の雑さが目立ちます…。
ダンボール工作の参考にした本
今回の作業をするにあたり、「家族がよろこぶダンボール工作」という本を参考にしました。
本棚的なモノはもちろん、洋服のラックなどいろんなモノの作り方が解説されています。その他、ダンボールをキレイに切る・曲げるなどのテクニックも紹介されているのでダンボール工作の基礎知識を得たいという方におすすめの一冊です。
ちなみにこの本の著者であるpikaさんはお医者さんだそう。多彩な人ですね。
ちょっとした家具を作るならダンボールがおすすめ
以上、ダンボールを使って本棚兼サイドテーブルを作成した話でした。ちょうど良いサイズの家具って探してもなかなか見つかりませんし、木材で作るとなると大変です。また材料費もバカになりません。
一方でダンボールであれば材料費もほとんど必要ありませんし、加工も簡単。引っ越しなどで不要になれば燃えるゴミとして処分することも可能です。
ちょっとした隙間を埋めるちょうど良い収納家具を探している方はダンボールでの自作もおすすめですよ。