アメトラ好き男子がいつかは欲しい革靴のひとつがフローシャイム インペリアルではないでしょうか。一方、現行では作られていないため、出会いは常に一期一会。ネットで見つけた「この一足を買うべきか、買わざるべきか…」と悩んでしまうこともしばしばです。そんな悩める皆様のため、手持ちのフローシャイムインペリアル(Cウィズ)のサイズ感についてご紹介していきます。フローシャイムインペリアルのネット通販での購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
フローシャイムインペリアル(Cウィズ)のサイズ感はやや小さめ?
サイズ感の話をする前に、当方の足の大きさについてご紹介しておきます。スニーカーであれば9 1/2で、革靴であれば9を選ぶのが基本です。足の甲は高く、幅が選べるものなら基本的にEウィズで、オールスターなどのスニーカーは紐緩めで履いています。以降、甲高の人の意見ということで認識しておいてください。
以下の写真はまずは手持ちのフローシャイム インペリアル ケンムール。サイズは10インチのCウィズです。
コバがしっかりと張り出しており、力強い雰囲気が魅力。アメカジからアメトラまで幅広くカバーしてくれます。
斜めから見ると以下のような感じです。
スポンジ入りのタンなど、おそらく1960年代の靴ですが、古さを感じさせません。
スニーカーなどは「9 1/2」を着用することが多く、革靴ですと「9」を選ぶことが多いため、「ちょっと大きいかな」と思いながら試着したところピッタリ。大きなダメージも見られなかったため、購入を決意しました。このことから、Cウィズのケンムールは一般的なサイズ感と比較してやや小さ目といえそうです。
フローシャイムインペリアルのケンムールはカジュアルにもスーツにも使える万能選手。それゆえに注意が必要なのが、あわせる靴下の厚みです。カジュアルにあわせたい方は、厚みのある靴下を履く事になるはずですので、一般的な革靴よりも余裕をもって選んだほうがよいはずです。
続いては、手持ちの靴と比較しながら、サイズ感を紹介していきたいと思います。
フローシャイムインペリアルとオールデンの比較
フローシャイムインペリアル(10インチのCウィズ)のサイズ感を示すために、手持ちのオールデン(9インチのEウィズ)と比較してみました。上から見ると以下のような感じです。
縦方向はやはり10インチのフローシャイムの方が大きいです。とはいえ、履いている感覚は不思議と同じようなもの。
ちなみに、オールデンはお店にて、足のサイズを測ったうえで購入したモノなので、私にとってはジャストサイズです。
正面から見ると以下のよう。
甲の高さは同じくらいに見えるのですが、よく見るとフローシャイムの方がソールがぶ厚いことがわかります。そのためフローシャイムの方が甲が低く、結果として同じようなサイズ感なのだと思います。
フローシャイムインペリアルとドクターマーチンの比較
続いては、フローシャイムインペリアル(10インチ Cウィズ)とドクターマーチン(UKの9)を並べてみました。マーチンは90年代のモノ(ホワイト社製)なので、現行のものとはサイズ感が異なるかもしれない点にはご注意ください。
マーチンは基本的にカジュアルな靴下で合わせていますが、ちょうどよいサイズ感です。
正面から比較すると以下。
当然ですが、カジュアルな要素の強いマーチンと比べると甲が低めです。
驚くのはフローシャイム インペリアル ケンムールのソールの厚さ。マーチンソールにも引けを取りません。
フローシャイムインペリアルとコンバースオールスターの比較
フローシャイムインペリアルとコンバースオールスター(9 1/2)を並べてみました。
縦方向は若干フローシャイムの方が大きい感じですが、1/2分の違いがあるかというと悩ましいところです。
正面から見ると以下。
甲の高さは同じくらいでしょうか。まあ、オールスターは紐の締め方でどうにでもなるので、あくまでも参考まで。
フローシャイムインペリアルとラッセルモカシンの比較
ラッセルモカシン(9インチ Dウィズ)と比較したのが以下。
1インチ違うはずですが、縦方向はほぼ同じような感じです。
正面から見ると。
甲の高さはラッセルモカシンの方が高いよう。厚めの靴下をあわせてラッセルモカシンは若干余裕のあるサイズ感です。
フローシャイム インペリアル ケンムールのサイズ選びは慎重に
以上、フローシャイム インペリアル ケンムールのサイズ感についての紹介でした。手持ちのCウィズに関してではありますが、やや小さ目のサイズ感です。9インチの革靴を履いている方であれば9 1/2や10インチを選んだほうがよいかもしれません。フローシャイムインペリアル購入に迷ったら、参考にしてみてください。