40歳のおじさんが10年以上放置していた実家の部屋を掃除した話|掃除のコツは?

40歳のおじさんが10年以上放置していた実家の部屋を掃除した話|掃除のコツは?

物置と化していた実家の部屋。掃除しないと…と思いつつ、かれこれ10年以上放置しておりました。そうこうしている間に親もモノを置くようになり、完全に物置状態…。これではマズいと大掃除を決行しました。その時に感じた掃除のポイントなどについてご紹介したいと思います。

掃除したい…どこから掃除する?

それではさっそく、掃除した手順などについてご紹介していきたいと思います。

不要なモノはとにかく捨てる

不要と判断した本の一部。大きめの段ボール3箱分処分しました。

実家の掃除で重要なポイントは「不要なモノはとにかく捨てる」です。私の場合、実家に置きっぱなしにして10年以上。その間、特に不自由することなく過ごせていました。ということは「ほとんどは必要ないモノ」だということです。

存在自体を忘れていたモノも少なくありません。もちろん思い入れがあって捨てられないものも多数ありますが、まずは要・不要の判断から。不要と判断したものは容赦なく手放すことにしました。

私が最初に手をつけたのは本棚。単純に本が多かったからです。好きな作家の本は取っておくほうに。それ以外は容赦なく手放す方に分類しました。これでずいぶんと勢いがついた気がします。

謎の段ボールや紙袋もとにかく開封

実家の部屋あるあるだと思うのですが、多くの場所を取っていたのが「何が入っているのか思い出せない段ボールや紙袋」でした。皆さんの実家にもありませんか?

見て見ぬフリをしたくなりますよね。それらも思い切って開封。案の定、大量の要らないモノが入っていました…(それと同時に探していたモノも発見!大掃除の嬉しいポイントの一つですね)。

段ボールをつぶしただけで、スペースがずいぶん生まれました。段ボールや紙袋の確認は実家の大掃除でやって良かったなと思うことの一つです。

売れる可能性のあるものはとにかくメルカリ

人気作家のマンガ、有名メーカーの服、ちょっとした雑貨など、売れる可能性があると判断したモノはとにかくメルカリに出品しました。

帰省中に売り切りたいのと、誰か欲しい人の手に渡り、大切にしてもらえればという気持ちなので、値段は控えめに設定です。

本などは最低価格の300円、小ぶりな雑貨も300円、いずれもかなりお買い得。全てが売れたワケではありませんが、洋服などもそれなりに売れて10,000円ほどの臨時収入に(どんなモノが高かく売れたのかは次節で解説!)。

臨時収入的なことよりも取っておいたモノを捨てずに済んだという気持ちの方が大きかったかもしれません。

メルカリで意外なモノに高値がつくことも

(96年製のジッポ。タバコを吸うことはありませんが、なんとなく取ってます)

不要なモノはメルカリに出品したのですが、思いがけず高値で売れたモノもありました。

良い値段で売れたのはズバり90年代、00年代のアイテムです。

例えば95年製のジッポを5000円くらいでメルカリに出品したのですが、1分と経たずに売れていきました(もっと高い値段にしとけば良かった…なんてけち臭い事を考えてしまいますね)。

当時のコンバースオールスターリーバイスやリーのジーンズ(Made in USAのアイテムは特に)などけっこう良い値段で取引されています。

90年代はビンテージ

そもそも昭和生まれの人にとって90年代や00年代というのは、ついこの間のように感じられるもの(2000年問題とかありましたよね)。けれど90年代・00年代生まれの人にとってははるか昔です。

当時の洋服など、ヴィンテージ的に扱われているモノも少なくありません。おじさん世代にとっての70年代が、若い子にとっての90年代・00年代なのでしょうね。

当時は当たり前だったMade in ENGLANDのマーチンも今やレアもの扱いです。

こんなモノもメルカリで売れました

当時の雑誌(BoonよりSmart派)、洋服屋さんでもらったフリーペーパー(ディクショナリーってありましたよね)などもそれなりの値段で売れていきます。

そのほか当時ライブ会場で配られていたライブ告知のフライヤーも300円(送料込み・メルカリの最低価格)で売れました。しかしまあ、色々といらんモノを取ってたな…。

実家に置きっぱなしのアイテムたち、意外な高値がつくかもしれませんよ

着れそう・穿けそうな洋服・靴は持ち帰り

いくつかの服や靴に関しては持ち帰りました。長い時間の経過によるものか、流行が1周回ったゆえか、あるいは自分が大人になったからなのか、当時似合わなかった服がなぜか新鮮に感じられ、似合うように感じられたからです。

40代になりめっきりと服を買わなくなっておりましたが、これら洋服を活用すれば、またしばらく服を買わずに済みそうです。

売れ残った本はブックオフへ

メルカリで売れ残った本、出品してもすぐには売れなそうな本(段ボール3箱分!)はまとめてブックオフに持ち込みました。売り上げは税込425円です。

持ち込む手間やブックオフへのガソリン代を考えますと赤字な気もしますが、本を捨てるのが忍びない…というタイプの人(自分のこと)にとっては引き取ってくれるだけでありがたいサービスです。

値段がついたのは段ボール1箱分くらいで、あとは値段がつかないとのこと…。まあそんなモンだよな…。

取っておくモノのスペースを決める

実家に置いていたモノですが、使わないけれど思い入れもあるアイテムもあり、全てを捨てるという選択はムリでした。また帰省した時用に置いておきたい服などもあります。

そこで自分なりに決めたルールが、スペースを決めてそこに収まるようにするということ。私が確保したのは小さめの本棚1箇所と、衣装ケース1つです。エリアを決めると、手放す・取っておくの判断が明確になります。

つられて親も掃除を始める好循環

実家の掃除をして良かったことの1つが「親も掃除(不要なモノを処分する)をするモードになった」こと。

多すぎるハギレ、多すぎる紙袋、20年前のホームページの作り方入門、10年前の観光案内、着ない服など処分したため(私も手伝いました)部屋はさらにスッキリ。

不要なモノだと認識しつつ、なかなか手を出せなかったそうですが、なんとなく勢いがついたそうです。

部屋1つ分のスペースが開くことなったので、子供(両親にとっての孫)を連れて帰省しやすくなりました。

ビフォーアフターは…(写真撮り忘れ)

掃除をした結果、雑多な物置状態だった場所が部屋としての機能を取り戻しました。写真を撮り忘れてしまったので、次回帰省時にでも何かの写真を撮ってこようと思います。

余裕がある時に掃除しておきましょう

以上、40代のおじさんが実家の部屋を掃除した話でした。見て見ぬフリをしがちな実家のアイテムですが、思い切って掃除して良かったなとしみじみ感じている今日この頃です。

以来掃除グセのようなものがついたのか、東京に戻ってからも不要なモノをメルカリに出品する日々です(さっきも見ていない映画のDVDが売れました)。

実家の大掃除、皆様も思い切ってチャレンジしてみてください。気持ちがスッキリしますよ!

生活情報カテゴリの最新記事