手作りのアイテムにちょっとしたアクセントを加えてくれる「くるみボタン」。洋裁好きであれば、作ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。本記事ではくるみボタンを上手に作るポイントについて解説しています。これからくるみボタンを作ってみたいという方は要チェックです。柄がズレるなんてことでお困りの方もぜひ参考にしてみてください。
作成したくるみボタン
以下が今回作成したくるみボタンです。

直径は18mm。ジャケットのボタンに使う予定です。
横から見たのが以下。

生地のたるみなどもなく、良い感じです。
ちなみに利用したのはサンコッコーのカバードボタンというアイテム。

裏側をラジペンでつまみ引っ張ってみましたが、結構力を入れても大丈夫でした。強度も申し分なさそう。簡単に作れるのとサイズも結構そろっているので、これからくるみボタンを作ってみたい方にはおすすめです。
くるみボタン作成のポイント
ポイント1. 図柄の位置を細かく調整する
最大のポイントともいえるのが生地の位置を細かく調整することです。下の1個はちょっと失敗した例。

下の1個だけ顔の位置があきらかにズレています…。ズレなんて気にしないという手もありますが、やはり微妙に気になるもの。極力ズレないように作った方がよさそうです。
ということで「ズレを防ぐためのポイント」を紹介していきます。
プラ板で型紙を作る
最初のポイントがプラ板で型紙を作ること。

プラ板を然るべきサイズ(製品に記載があるはずです)にカット。

プラ板を使うメリットは柄をチェックしながら位置の調整ができること。
以下のような感じなので、柄の位置で迷いようがありません。

別のハギレでも同じように。

このように、目標の柄を型紙の中心にしっかりと合わせられます。刺繍した文字でくるみボタンを作成したいといった方は特におすすめの方法です。
プラ板は100均で手に入ります。
必要な生地をあらかじめ切り出しておく
続いてのポイントが、必要な数だけ生地をあらかじめ切り出しておくことです。
理由は生地を1つ切り出してボタンを作ってという手順で作業をしていると、生地がズレていても気づけないから。
ボタンを3個作るのであれば、あらかじめ3枚(余裕をもって4枚の方がよいかも)の布を切り出しておきましょう。それぞれの生地を比較して、柄がズレていないことをしっかりと確認します。

パッと見て柄の位置が明らかにズレているのであれば、今後の作業をどれだけ丁寧に行っても完成品の柄はズレます。新しく布を切り出した方が無難です。
打ち具の上で微調整
切り出した生地は打ち具の上で微調整して、生地の中心にボタンのパーツが来るようにします。ここでズレると全てが台無しです。
上下左右を確認して、生地を中心に寄せましょう。これにて柄のズレは最小限に抑えられるはずです。
ポイント2. くるみボタンをしっかりと固定する方法
続いてはしっかりと打ち込む際のポイントについて解説します。
くるみボタンはボタン側のパーツに足側のパーツを押し込むことによって完成します。

押し込みが緩いと作成したボタンが分解してしまう可能性もあるため、しっかりと押し込むことが重要です。
安定した場所で作業する
パーツをしっかりと押し込むためには、打ち具にしっかりと力を伝えることが重要です。
ガタつくテーブルの上などで作業しても、力が分散してしまい上手くゆかない可能性が大。この場合、床などの上で作業した方がよいでしょう。
私は金床(かなとこ)と呼ばれる専用の台を使って作業していますが、ブロックなどでも代用可能。とにかく硬い場所で作業するのが重要です。

なお、金床があればリベットなども簡単に打ち込めるため、こういった作業が好きな方であれば持っていて損はないかもしれません。そんなに高いものではありませんし。
リベットの打ち方に関しては下記ブログにて解説しています。興味ある方はぜひチェックしてみてください。
重たいハンマーなどで一気に打ち込む
パーツを打ち込む際には重たいハンマー(あるいは木づち)を使って一気に打ち込むのがおすすめ。変に力が偏ることなく、ボタン足がしっかりと打ち込まれます。

家にある中で一番大きな金づちなどで作業してみてください。なお、ケガをしないようにだけは注意が必要です。
くるみボタン作りは楽しい!
以上、くるみボタンを上手に作成するためのポイントについて紹介しました。今回はサンコッコーのカバードボタンというアイテムを使いましたが、ほかのメーカーのアイテムを使っても、ポイントは同様です。くるみボタン作りに役立ててください。
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