派手なパンツの代表格といえば、パッチワークパンツ。ラルフローレンのパッチワークパンツなど、クールですよね。そんなパッチワークの手作りに挑戦してみました。そこで気付いたやり方のポイントなどについて解説してきます。パッチワークパンツやパッチワークシャツを作ってみたい方はぜひ参考にしてみてください。
パッチワークの完成品
まずは今回作成したパッチワークについてご紹介します。アフリカ生地のハギレ(1枚100円)15枚ほどを組合わせて作成したモノです。
かなりハデでよい感じです。子供用のパンツとして作成したのですが、気に入っているようす。アフリカ生地は薄く、涼しそうなので、夏用のパンツとしておすすめです。
ちなみに、アフリカ生地のハギレは日暮里のトマトで購入しました。
パッチワークパンツの作り方
パターンを考える
パッチワークパンツ作りで最初に行うのが「パッチワークのパターンを考えること」です。「同じサイズの生地を集めて作る」のか、「さまざまなサイズの生地を組合わせる」のか、それによって雰囲気は大きく変わります。
既製品を見ていると同じサイズの生地を組合わせたモノが多いよう。大量生産する上では、同じサイズの生地を組合わせた方がラクでしょうし、デザインがそろいやすいといったメリットもあるはずです。
一方、自分で手作りする場合、上記のような規制はありません。ハギレとにらめっこした結果、生地の柄が活きるよう、さまざまなサイズの生地を組合わせることにしました。
ランダムに生地を組合わせる場合、自由度が高まる分、考えなくてはならないことが増えますが、楽しみが増えるともいえます。
なお、生地はノリなどが付いているため、作成前にしっかりと水通ししておきましょう。バケツでぬるま湯につけて…
ほんのりと乾燥
これで生地の色移りや歪みなどを抑えられます。
ざっくりと生地の配置を考える
続いては、ざっくりと生地の配置を考えていきます。色や柄がなるべくランダムになるように並べてみました。
組み合わせ方は無限。いろいろ悩ましい部分です。
当初は「ひとつの生地は1箇所のみ」といった縛りを考えて並べていたのですが、結果としては、そのような余計なルールは作らない方がうまくゆくようです。とりあえず直感に任せて並べてみてください。
生地を縫い合わせる
ハギレを縫いわせる際、気になることのひとつが「端の処理」ではないでしょうか?やってみて気づいたのですが、端を処理するポイントは、「とりあえず縫う側だけ端を処理する」です。
大きさがそろっていない生地同士を縫い合わせるため、縫い合わせたあとはどうしても以下のようになります。
そもそも生地の大きさが異なっているため、どれだけきれいにそろえようとしても微妙にズレが生じます。ズレが出ないように丁寧に作業すると、それだけで作業時間が数倍に膨れ上がってしまうため現実的ではありません。ズレが生じる前提で作業した方がスムーズです。
ズレを解消するため、まずはアイロンをかけて生地を落ち着かせます。厚みが均等になるように、そしてどちら側に倒すか悩む必要が無いように、縫い目は開きました。
続いて、ズレた部分をカット。
ここで、上下をカットするため、あらかじめジグザグ処理をしても無駄になってしまいます。とりあえず縫う部分だけを処理しておけば十分。なお、布をまっすぐにカットする場合、ハサミよりもロータリーカッターの方が便利です。
続いてはカットした部分をジグザグで処理します。
これである程度は扱いやすい、大きいサイズの生地になります。
同じことを繰り返していくと生地がだんだんと大きくなっていきます。
縫い合わせた生地が型紙より一回り大きなサイズになればOKです。
パッチワークシャツを作りたい場合も同様。小さなハギレを集めて、型紙よりもひとまわり大きな布を作れば、あとはいつも通りに縫うのみです。
縫い合わせた布を裏から見たのが以下。
生地の大きさなど適当に組み合わせていることがおわかりいただけるかと思います。
なお、この手の作業には布のカットと端の処理を同時に行えるロックミシンがあると便利。安くはないですし場所も取るため悩ましい部分もありますが、洋裁好きの方は持っておいて損はありません。作業効率が大幅にアップしますし、作品作りの幅も広がります。
型紙に従ってカット→縫い付け
ここまでくれば、あとは型紙に沿って生地をカットし、然るべき手順で縫っていくだけ。
まずは型紙に沿ってカットします。
右足・左足の前と後ろの内側を縫い合わせ…
続いては股部分を縫い合わせます。
この時点で、股間部分から伸びるピンクの模様(おそらく流れ星)の位置がちょっとまずかったかな…と気になりましたが後の祭り。気にせず進みます。
両側を縫い付ければ一気にパンツらしくなります。
ウエスト部分に補強のための綾テープを縫い付け…
綾テープの下にゴムを通します。これにてウエストの処理は完了。
最後に裾上げをして
以上で完成です!
作業のボリュームとしては、イメージを考えるまでが5割、ハギレを縫い合わせる(この時点でも並びを考え中)までが3割、パンツとして仕上げるのが2割といったところでしょうか。並びを考えるのが一番大変でした。まあ、適当にやれば一瞬で済むのかもしれません。
パッチワークパンツ作りは楽しい
以上、アフリカ生地のハギレでパッチワークパンツを作った話でした。誰とも被らない、唯一無二のハデなパンツができるのが、パッチワークを手作りするメリット。洋服を作った経験があるのなら、それほど難しくはないためぜひチャレンジしてみてください。
今回は子供用のパンツを作成しましたが、自分用のシャツかパンツを作成したいと考えている今日この頃です。