お気に入りのトートバッグについたコーヒーのシミ…。すぐに対処すればよかったですが、忙しさにかまけてついつい放置してしまいました。ちょっと時間に余裕がある週末。コーヒーの染み抜きに挑戦。結果としてはかなり目立たなくなり大満足です。そんな「自分でできるコーヒーの染み抜き方法」についてご紹介していきたいと思います。
時間がたったコーヒーの染み抜き|ビフォーアフター
まずはコーヒーの染み抜きをしたビフォー・アフターをご紹介していきます。以下がビフォー。見事にコーヒーのシミがついています。
子供とお散歩中にコンビニコーヒーを購入し、子供が眠そうにしたため飲み終えたカップをカバンにしまいとりあえず抱っこ。いつのまにかちょっとモレだしたコーヒーがシミとなりました…。カバンの裏側だったこともありそのまま数か月放置。気になる汚れです。
以下が染み抜きをしたアフター。
完璧ではありませんが、かなり目立たなくなっています(よく見るとわかる)。今回染み抜きをしたのはハンドルがレザーのトートバッグなので、クリーニングに出すとけっこうよいお値段です。また、トートバッグは使っているうちに多かれ少なかれ汚れはつくもの。そう考えるとアリかなと思うところです。
トートバックについたコーヒーの染み抜きのやり方
使った道具
ハンドルがレザーなので、単純に丸洗いというワケにはいきません。そこで、コーヒーのシミ部分だけを狙い撃ちにすることに。使ったアイテムは以下です。
- 食器用洗剤
- 使い古しの歯ブラシ
- ぼろ布
- お湯
皆様も家にあるかと思います。作業時間は15分程度でした(乾燥の時間はのぞく)。
シミ部分にお湯をかける
まずはシミの部分を湿らすために、お湯を少量かけました。
キャンバス地のトートバッグですし、生地も強かろうということで熱湯です。縮みそうな素材などであれば、ぬるま湯の方がよいかもしれません。
シミ部分に食器用洗剤をかける
続いてはシミ部分に少量の食器用洗剤をたらします。大量にかけると後が大変になってしまうので、ほんの少量でOKです。
シミ部分を歯ブラシでたたく
いよいよ染み抜きにトライ。まずは、カバンの表側のシミ部分にぼろ布をあてます。
続いて、カバンの内側から歯ブラシでたたきましょう。汚れをぼろ布に押し出すようなイメージです。
一心不乱にたたきましょう。10分ほどたたくと、手もだいぶ疲れてくると思いますが、かなり汚れが落ちているはずです。
なお、濡れた状態では汚れが目立ちますが、乾くと案外目立たなくなるもの。「まだ汚れが落ち切ってない…」くらいで手を止めても大丈夫だったりします。
なお、歯ブラシを持つと、ついついゴシゴシしたくなりますが、ゴシゴシは汚れが広がってしまうためNG。たたくことがポイントです。
ぼろ布で洗剤を拭き取る
続いてはぼろ布で洗剤を拭き取りカバンをきれいにします。ぼろ布を濡らし、硬く絞って、裏と表からトントンと。
いつまでやればよいかわかりにくいため、5分程度と時間を決めてやるのをおすすめします。
風通しのよい場所で乾燥させる
あとは乾燥させればOK。風通しのよい場所に放置しておきましょう。晴れた日であれば1時間程度で乾くはず。濡れていた生地が乾くと、シミも薄く目立たなくなります。
コーヒーのシミは自分でケア
以上、カバンについたコーヒーのシミ(時間がたった)をケアした話でした。大切にケアをすると、それだけ長く愛用できますし、なにより愛着が深まります。また、費用もほとんどかからないことも大きなメリットです。「大切なトートバッグにコーヒーのシミが…」なんて場合には、ぜひ染み抜きにチャレンジしてみてください。
なお、もっと本格的にトートバッグを綺麗にしたい方は丸洗いがおすすめ。以下ブログにて丸洗いしたときの模様をご紹介していますので、併せて参考にしてみてください。