膝が破れてしまった子供服。どうせすぐに小さくなるし、もう少し使いたい…。ということでダーニングでお直ししました。やり方やポイントをご紹介したいと思います。
ダーニングのビフォーアフター
▲こちらが修理前の状態です。元気に走り回って膝をついたって感じですね。
▲こちらがお直しあと。破れていた膝を緑色と黄色の刺繍糸でダーニングしました。明るい感じで良いかなぁと個人的に思っています。生地にあわせた糸を使って目立たなく修理することもできるのですが、せっかくダーニングするなら目立たせた方が楽しいです。
ダーニングのやり方
続いてはザックリとではありますが、ダーニングのやり方について解説していきたいと思います。
修理予定箇所にダーニングマッシュルームをセット
まずはお直しする箇所にダーニングマッシュルーム(もしくはその代わりになるもの)をあて、輪ゴムで縛ります。それで準備完了。ダーニングマッシュルームは専用のモノを用意しなくても、家にある何かで代用できるはず。今回は木のお椀をダーニングマッシュルーム代わりにしています。
ダーニングマッシュルームの代用品については下記記事を参考にしてみてください。
縦糸を通す
続いては写真のように縦糸を通していきます。糸1本分程度隙間をあけつつといった感じです。
横糸を通す
続いては横糸を通していきます。縦糸に対して上に下にと布を織る感じです。写真は途中で糸を変えたところ。色を変えるとチェック模様になります。
糸の始末をする
最後に糸の端を処理します。針を付け直して、ダーニング部分の下を通しておけば大丈夫です。
子供服をダーニングする際の注意点
続いては子供服をダーニングする際の注意点についてご紹介していきたいと思います。
子供服は基本的にダーニングしづらい
子供服は基本的にダーニングしづらいです。というのも子供服は基本的にストレッチする素材で作られているから。しょっちゅう刺繍糸が引っかかって割とストレス。そのためこれからダーニングを始めてみたいという方は子供服は避けた方が無難です。
どうしても子供服からダーニングに挑戦したいという場合「かなりやりにくい」ということを念頭に置いておきましょう。逆に言えば子供服以外ならもっとスムーズに作業できるはずです。
子供によっては嫌がる
せっかく可愛くできたダーニングも子供によっては「イヤだ!」と言われることもあります。こればっかりはしょうがないですね。あらかじめ「どんな色で直そうか?」なんてことをリサーチしてからお直しするようにしてください。
ちょっとした穴はダーニングでお直し
以上、子供服をの破れをダーニングでお直しした話でした。子供服ってどうせ1シーズンで小さくなってしまいますし、ちょっとした穴くらいで新しい服をかうのも…なんてことを思うもの。そんな時にはダーニングでのお直しにトライしてみてください。なお、子供服はダーニングしにくいので、その点だけはご注意くださいね。