日常的に使っている薄茶色のレザーベルト。いつのまにか謎のシミができてしまいました…。レザークリーナーも効果なし。シミを隠すため、サフィールの補修クリーム(ダークブラウン)を使って染め直し(正確には色の塗りなおし)に挑戦してみました。結果としては、シミも消え、ベルトの雰囲気も変わり大満足。作業のポイントなどをご紹介していくのでお手軽にレザーを染め直してみたい方はぜひ参考にしてみてください。
DIYにて染め直ししたレザーベルトのビフォーアフター
まずはDIYにて染め直ししたレザーベルトのビフォーアフターをご紹介します。以下の写真は染め直す前。ベルトに謎のシミができています…。クリーナーなどを使っても効果なし。人目につきにくい部分なので、気にせず使うというのも手ではありますが、人目につきにくい部分だからこそちゃんとしておきたいんですよね。
ということでDIYにて染め直ししたのが以下の写真です。ライトブラウンだったレザーベルトをダークブラウンで染めたので、シミはすっかり見えなくなりました。
使用頻度が高いため、ところどころ傷やひび割れも生じていたのですが、それらも目立たなくなり、大満足。作業にかかった費用は1,500円ほど(材料は余っているので実質的には数100円程度)。作業時間は20分程度です。若干色むらが気になる部分などもあり、完璧な仕上がりではありませんが、シミを気にしながら使うよりも俄然アリだと思っています。
1日着用してみましたが、色が落ちてしまうこともありません。今のところ、何の問題も無しです。
DIYでレザーベルトの染め直し|やり方解説
続いてはDIYにてレザーベルトを染め直す方法について解説していきたいと思います。といっても特に難しいことはないので、気軽に挑戦してみてください。ただし、あくまでもDIYですので、完璧な仕上がりを求める方は専門業者を利用されることをおすすめします。
レザーベルトの染め直しに使った道具
まずは今回使った道具についてご紹介していきます。と言っても特別なモノはなく、必要なのはサフィールの「レノベイティング カラー補修クリーム」のみです。1,500円ほどで購入できます。ブーツや革靴の傷隠しなど、日常的なケアにも使えるアイテムなので、持っておいて損はありません。
レザーベルト染め直しの手順
続いては、いよいよ染め直しに挑戦していきたいと思います。まずはレザーベルトをキレイにするため、硬く絞ったボロ布で拭いていきます。ベルトをキレイにしておかないと、汚れごとコーティングすることになってしまうからです。
その上で、登場するのがサフィールのレノベイティング カラー補修クリーム。道具を使うほどのこともないので、指で塗り広げていきます(作業途中で気づいたのですが、クルクルと円を描くように塗るとムラになりにくかったです)。
とりあえず塗ってみたのが下記。かなりの色ムラが出て「こりゃ失敗かな…」なんてことも頭をよぎります。
とはいえ、当初から複数回に分けて色付けする予定だったので、焦らず騒がず乾燥するのを待ちます。ちなみにサフィールの補修クリームは数分で乾燥するので「待ち時間が苦手」な方にもおすすめです。
乾いたところで重ね塗りをしていきます。冬の乾燥と度重なるアルコール消毒で手がガサガサですが、お気になさらずに。
色むらも少なくなってきました。さらに重ね塗りをしたのが以下です。右半分はサフィールの補修クリームを塗った直後なので若干テカリが見えます。
若干の色ムラは残っているのですが、あまりに厚塗りするとレザーの質感を損なってしまいそうなので、適当なところで妥協します。仕上げにユニバーサルレザーローションを塗り込んで完成です(ちょっと出し過ぎました…)。
サフィールの補修クリームでレザーの簡易的な染め直しは可能
以上、サフィールの補修クリームを使ってレザーベルトの染め直しに挑戦した話でした。あくまでもDIYですから完璧を求める方にはおすすめ出来ませんが、日常使いのベルトなどであれば、そこそこ綺麗に染まりますし、費用も時間もそれほど必要ありません。愛用品を長く使いたい方はぜひ挑戦してみてください。