ライトブラウンのブーツをサドルソープで洗ったらピカピカになった話

ライトブラウンのブーツをサドルソープで洗ったらピカピカになった話

お気に入りのライトブラウンのブーツ。淡い色の宿命か、だんだんと汚れが目立つようになってきました。ブーツにとって汚れは味といえなくもないのですが、汚れていない方がやはり気持ちよいもの。ということで、サドルソープを使って丸洗いに。結果としてはピカピカになり大満足。そんなブーツのビフォーアフターなどを紹介しています。ライトブラウンのブーツを自分できれいにしたい方はぜひ参考にしてみてください。

サドルソープで洗ったライトブラウンのブーツ|ビフォーアフター

以下がビフォーです。

汚れがわかりやすいようにアップにしてみると、以下のような感じです。

シワの奥などに黒い汚れが付着しており、気になっておりました。また、全体的にくすんだ印象もあります…。

購入したのは2000年ころ。実家の下駄箱に放置されていた期間も含み購入から20年以上が経過しています。そりゃ汚れももたまるはずです。

ちなみにソールはお直ししています。その模様を下記にて紹介しているので、気になった方はあわせてチェックしてみてください。

横から見たのが以下。

つま先・かかと付近・履き口など、色が薄くなっており、色のムラも気になっていました。

以下がサドルソープで洗った直後の画像です。

明らかにスッキリとさわやかに。すっぴん感があります。

アップにしてみると以下。

シワの奥にあった黒ずみは緩和されました。完璧に落ちたワケではありませんが、洗う前と比較すると明らかにキレイです。

横から見た写真が以下。

クリームなどが落ちたからでしょうか。かかとや履き口の色ムラが目立たなくなっています。

色のムラや汚れが気になっていたため、ライトブラウンのクリームを塗り重ねていたのですが、おそらくそれがよくなかったのでしょう。すっぴんになってスッキリした印象です。

サドルソープで洗った直後は多かれ少なかれ脂分が抜けているので、保湿のためにミンクオイルを塗りこみました。左がミンクオイルを入れる前・右がミンクオイルを入れたあとです。

オイルの効果でやや色が深まりました。洗う前の色に近づいた感じでしょうか。

黒い汚れや色ムラが緩和されたため、全体的に均一に色づいています。新品同様とはいきませんが、きれいにお手入れされた靴感は出せたかな。なお、色が濃くなるのを避けたい方はオイルではなくクリームなどを使うとよいのかもしれません。

両足ともにオイルを縫って以下の状態に。

これでまた気持ちよく履けそうです。

横から見たのが以下。

かかとや履き口の色ムラは緩和されています。ライトブラウンのブーツのクリーニングは成功したといってよいでしょう。

シワが寄ってクタっとした印象だったブーツがシャキッとしたこともうれしい結果。水洗いした革は伸びやすく、シューツリーを入れて乾燥させることにより、シワが改善されます。

サドルソープでの洗い方|コツもチェック

続いては実際にやってみた経験から、サドルソープでの洗い方やコツについて、紹介していきたいと思います。

主に利用したのはモゥブレイのサドルソープと、100均の台所用スポンジ。細かな部分を洗うために使い古しの歯ブラシも利用しました。

ステインリムーバーで汚れを落とす

公式サイトのやり方に倣い、まずはステインリムーバーで基本的な汚れを落としておきました。

なお、ステインリムーバーで十分きれいになったのであれば、わざわざサドルソープで洗う必要もないと思います。サドルソープでの洗濯にリスクがないとは言い切れないので。

ブーツをお湯につける

続いてはいよいよ水洗い。公式サイトのやり方動画ではスポンジで表面を濡らすように指示されていましたが、汚れがひどいため、バケツにぬるま湯を張り10分ほどつけました。

余計なクリームなどが落ちたのか、お湯の色が変色しています。

泡立てたスポンジで優しく洗う

10分ほどお湯につけ、汚れが落ちやすくなったであろうブーツを、サドルソープをつけてよく泡立てたスポンジで優しく洗っていきます。

余計なダメージを与えないよう、泡で優しくあらうように心がけました。

段差があるところや、ソールと本体の間などはスポンジが届きにくく汚れが残りがち。歯ブラシなどを使った方が良さそうです。

泡の色や周辺に飛び散っている水の色からもクリームその他の色が落ちていることがわかります。

最後にスポンジでソールをしっかりと洗っておきました。

革靴を丸洗いする機会はそうそうあるものではないので、洗い残しや思い残しのないように丁寧に作業してください。

シャワーでさっと洗い流す

公式サイトによると、泡はスポンジで拭えばOKということだったのですが、シャワーでさっと洗い流しました。

サドルソープそのものに保湿成分が含まれているということで、流し過ぎないのがポイントだそう。今回も泡をさっと流した程度です。

シューツリーを入れて陰干しに

形を整えるため木製のシューツリーを入れて、風通しのよい場所で陰干しにします。

日が傾いて直射日光が当たるといったことがないよう気をつけましょう。

ここまでの作業で1時間はかかっていないはず。特に大変な作業ではありません。

ライトブラウンの靴はサドルソープできれいになる!

汚れがたまっていたライトブラウンのブーツをサドルソープで丸洗いした話でした。

シワの奥にたまっていた汚れがスッキリと落ち、明るい印象に。また、形がシャキッとしたこともうれしいポイントです。

汚れが気になるブーツをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。

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