お尻部分に大きな穴が開いてしまった子供用のズボン。捨ててしまうのももったいないので、裁ほう上手を使って簡単にリペアしてみました。これでまたしばらくは着用できそうです。作業時間は10分程度ですし、必要な道具はアイロンだけで針と糸は不要。誰でも簡単にお直しができるので、捨てるのはもったいないな…という子供服をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
裁ほう上手でリペアした子供服のビフォーアフター
まずはお尻部分に穴が開いたパンツのビフォーです。
いやはや見事にすり切れています。滑り台を滑ったり、元気に尻もちをついたりしたのでしょう。
以下が修理のアフター。
かなり雑な作業ですが、穴はふさがりました。膝なども穴が開きかけていますし、もうこのパンツの寿命も長くないでしょう。今回は、簡易的なお直しで済ませることにします。
裁ほう上手を使った簡単リペアのやり方
続いては裁ほう上手を使った簡単リペアの方法について解説していきます。作業時間は10分程度です。
ポケット部分をほどく
今回は穴がポケットの下部分にまで及んでいたため、ポケットをいったんほどくことにしました。本体布を切らないように、縫い目をカット。これにて準備完了です。
なお、ポケットが無ければこの工程は不要ですし、ポケットの上まで当て布をするのもありです。また、ポケットをすべてほどく必要はありません。
適当な布をカット
まずは適当な布をカット。
私は古着屋さん（というかリサイクル洋品店といった感じのお店）で購入したバンダナ（100円程度）を利用しています。
穴を完全に覆えるよう、ちょっと大きめにカットするのがコツです。
端を折り曲げてアイロン
ホツレ防止と見た目の良さを考え、布の端を折り曲げ、アイロンをかけておきます。まあ、この工程は端折ってもOKです。あえて雑に仕上げた方がカワイイこともあるはずなので。
裁ほう上手を塗りつける
布に裁ほう上手を縫っていきます。付属のヘラできれいに伸ばすのがポイントなのですが、けっこう雑にすませました。
アイロンで圧着
裁ほう上手を塗布した布をズボンの穴の上に乗せます。
最後に当て布をしてアイロンで15秒ほど圧着。
しっかりと冷めるまで動かさないのがコツです。
ポケット部分も裁ほう上手で接着
最後に、外したポケットを裁ほう上手で接着します。端の部分に裁ほう上手を塗り付けて、アイロンで圧着。
これにて終了です。簡単ですね。
子供服の穴は裁ほう上手で簡単リペア
以上、子供服にあいた穴を簡易的にお直しした話でした。ちょっとすり切れたくらいでいちいち買いなおしていてはキリがありませんし、もったいないもの。裁ほう上手を使えば針も糸も不要なので、簡単にお直しが可能です。気になった方はぜひトライしてみてください。
