ホコリ落としとして愛用している豚毛の靴ブラシ。だんだんと汚れが溜まり、ちょっと微妙な感じになっていました。「これでホコリを落として果たしてきれいになるのか…」といった状態です。そのまま使い続けるのも精神衛生上良くないので、思い切って洗ってみることに。結果、明らかにきれいになり大満足。ブラシにダメージもなさそうです。洗ってみた豚毛ブラシのビフォーアフターや、洗う際の注意点などについてご紹介していますので、靴ブラシって洗えるの?なんてことをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
洗ってみた豚毛ブラシのビフォーアフター
まずは洗ってみた豚毛靴ブラシのビフォーアフターをチェックしてみてください。長年の使用で黒ずんでいた毛先が白くなっています。
ベタっとしていた手触りもサラサラになり大満足。これで気持ちよく靴のメンテナンスができそうです。クリームを塗りこむ際に使うペネトレイトブラシは洗ったことがあったのですが、ホコリ落とし用の豚毛ブラシも洗えました。
豚毛ブラシの洗い方
今回、豚毛ブラシを洗った手順は以下です。
- 豚毛部分をぬるま湯に浸す
- 石鹸の泡でゴシゴシ
- 泡をよく洗い流す
- 乾燥
それぞれについて詳細に見ていきたいと思います。
豚毛部分をぬるま湯に浸す
まずは汚れを浮かすべく、ぬるま湯に浸すことにしました。
この際に注意したことが、豚毛部分だけがお湯にひたるようにしたこと。木製のハンドル部分に水分がしみ込んでしまうと乾燥が大変そうになりそうということと、そもそも汚れが溜まっているのが毛先部分に集中しているという理由です。15分くらい放置していました。その時の写真が以下。
この時点でちょっと汚れが浮き出しています。
石鹸の泡でゴシゴシ
続いては石鹸の泡でゴシゴシと。洋服の洗剤や、おしゃれ着洗いなどと悩んだのですが、とりあえず手元にあった石鹸で。汚れは主にホコリと靴墨だろうと考えますと、石鹸で十分落ちそうだなというのが理由。また泡切れの良さもメリットかなと。とりあえず手に石鹸の泡を取り、毛の部分にこすりつけてみます。
とここで問題が発生。豚毛のブラシのコシの強さから、汚れが周囲に飛び散りまくる…。
「汚れても良い服装で、汚れが落としやすい場所で作業する」がポイントです。まあ、コシが強いからこそ、ホコリを掻き出すのに使われているわけで、当然といえば当然ですね。
結果として、豚毛の靴ブラシがそれなりに綺麗になったので石鹸はありだと思います。まあ、他にもっと良いモノがあるかもしれませんが、そこまでは試してません。
泡をよく洗い流す
洗剤が残ると良くなさそうなので、しっかりと洗い流しました。その際、汚れが落ちていく様子が見えたので、それなりに綺麗になったのだと思います。汚れも泡も出なくなったところで、とりあえず終了です。
乾燥
最後にベランダで乾燥。それなりに天気の良い春先にて半日ほどで乾きました。乾燥後は明らかに毛がサラサラになっており、気持ちよく使うことができそうです。
汚れが気になる豚毛ブラシは洗ってみるのもおすすめ
以上、汚れが目立つようになってきた豚毛の靴ブラシを洗ってみた話でした。洗っても大丈夫かちょっと不安でしたが、特に何の問題もなさそうです。というより、ブラシがきれいになり、心地よく尽かそう。もっと早くに洗っておくべきでした。
ということで、豚毛ブラシの汚れが気になる…という方は洗ってみるのもおすすめです。毛がサラサラになりますよ。