ファスナーの汚れを落とした財布のビフォーアフター
まずはさっそくファスナーの汚れをクリーニングした長財布のビフォーアフターをチェックしてみてください。以下がビフォー。
チャックの金具横の生地に黒ずみが見られます。特にコーナー部分はよくこすれるためか汚れが気になる状況です。
以下は汚れを落としたアフター。完璧ではありませんが、汚れが目立たなくなりました。
これでまた新たな気持ちでお財布を愛用できそうです。
使ったのはおしゃれ着洗剤や使い古した歯ブラシなど家にあるモノだけ。作業時間も30分程度です。財布のファスナーについた汚れが気になっているのなら、トライしてみる価値はあるはずです。
ちなみにこのお財布はコムデギャルソンのラウンドジップウォレット。中も外も金ピカで、ともすると下品になりそうなギリギリ感を楽しんでいます。持ち物すべてがゴールドだとちょっとヤバい人になりそうですが、小物1点だけならアリかなと。
なお、金色のお財布なので金運がアップしそうですが、特にそういった恩恵は感じていません。ひょっとすると金運がアップしたのが今の状態で、アップしていなければもっとひどかったのかもしれませんが…。
財布のファスナー|汚れの落とし方
続いては財布のファスナーに付着した汚れの落とし方について解説していきたいと思います。といっても特に難しいことはないので、気軽にトライしてみてください。一方、あくまでも気軽にトライできる方法なので、本格的に汚れを落としたい方や、大切にしているお財布の汚れを落としたい方などはプロに任せるのをおすすめします。
必要なアイテム
まずは汚れ落としに必要なアイテムをご紹介。
今回は以下を利用しました。
- エマール・アクロンなどのオシャレ着洗い
- 使用済歯ブラシ
- スポンジ
- ぼろ布
家にあるモノでOKです。
泡で洗浄
まずはアクロンをスポンジに付け泡立てましょう。液体のままだと洗剤がタレやすいのですが、泡立てると汚れをピンポイントに狙えるメリットがあります。
そして、泡で汚れをゴシゴシ。当然ですが、財布の中身は抜いて作業してください。
多少泡がレザー部分に付着するかと思いますが、ソレを気にしていては作業ができません。「できる限り気をつける」程度で十分です。
一方、あまりに力強くゴシゴシするとファスナーや周囲のレザーにダメージを与えかねません。軽くシャカシャカと全体で5分程度を目安に作業してみてください。
なお、濡れた状態では汚れが目立ちますが、乾燥すると目立たなくなることも多いもの。「ちょっと汚れが残ってるかも…」くらいで作業をストップしても案外キレイになっているものです。
ぼろ布でふき取り
最後は硬く絞ったボロ布でファスナーや周辺についた洗剤を拭き取ります。ゴシゴシとはこすらず布を押し当てていくイメージです。
全体をくまなく拭き取ったら風通しのよい場所で乾燥させて終了です。
ファスナー周辺部レザーの乾燥が気になる方はレザー保湿用のクリームなどでケアしておきましょう。なお、せっかくクリーニングしたファスナー部分にクリームが付着しないよう、くれぐれもご注意ください。
最後にクリーニング後の写真をもう一度。
スッキリきれいになりました。
財布のファスナーの汚れ自分でクリーニング可能
以上、財布のファスナーに付着した汚れを自分で落とした話でした。きちんとお手入れをするとそれだけ愛着も増しますし、寿命も延びて長く愛用できます。それほど難しい作業ではないので、ぜひトライしてみてください。
なお、汚れががっつりと付着してしまいますと、それだけ汚れを落とすのが大変になるもの。年に1度くらいはしっかりとお手入れしておくのもよいかもしれません。